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制作過程その1 | 日本画 | 坂根輝美
新作の制作過程を写真で撮っていたのでアップしたいと思います。作品の大きさは455×380(8号)です。支持体は雲肌麻紙です。(作品の内容や支持体によって、制作過程は大きく変わります。)
1.下図
いつもサラッとしか描き込みません。四苦八苦は本画でやった方が面白いからです。
下図の紙は新鳥の子紙を使う方が多いと思われますが、紙の繊維がももけるのが嫌なのでビー紙(正式名称はわかりません…)を使います。
2.下地
今作品はかなり厚塗りになる予定だったので、骨描き(墨による線描き)、隈取り(墨による濃淡付け)はしません。どのみち消えるので。
念紙で写した状態からすぐ下地を作っていきます。金泥を使っています。
3.色置き
個有色を置いていきます。はみ出ても気にしません。とにかくフラットに塗るよう気をつけます。
この時点で念紙の線は消えているので何度も写します。その際により良い線を探しながら写します。その上から陰影を付け細部を塗っていきます。
目つきがちょっと怖い(笑)
制作過程その2へ続く
*サイト内の画像の無断転載はご遠慮ください。
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