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小下図研究会 | 日本画 | 坂根輝美

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

先日、第76回春の院展小下図研究会がありました。小下図とは本画の完成予想図のようなものを5分の1くらい縮小したサイズで作ります。それは本画で迷わない為にとか、描きたいものを明確にしておく目的があり、制作の中で一番重要といってもいいほどです。また下図なので本画では出来ないチャレンジができて楽しい工程でもあります。

そして小下図研究会は日本美術院の同人の先生方に小下図を観ていただきご指導を頂く会です。その研究会で先生からいただいた助言を元に描き直したり加えたりしてより良い小下図にして、本画制作に入ります。

今回も人物を描いた小下図ですが、、、、描き直そうと思っています。

結構いいと思って研究会に望み、先生方の講評でもそんなに悪くは言われませんでしたが、何かモヤモヤ感が残りました。少しでもモヤッとしたら直すのが鉄則です。小下図の段階でモヤモヤしてたら本画ではよりモヤモヤするものです。
スッキリした気持ちで本画に入れるよう描き直します。

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