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残雪登山 | 日本画 | 坂根輝美

6月後半に乗鞍岳に登ってきました。

乗鞍岳は標高3026mなのですが、夏前でも2620m(肩の小屋口)までバスで行くことができ、そこから1時間半ほど登れば登頂という比較的登りやすい山です。

とは言え3000m超の山、舐めてはダメでした。今回の登山口でもある肩の小屋口に着いてみると、目の前に雪がしっかりと残っていました(スキー目的の人たちもたくさんいました)。
事前の情報収集を怠って冬装備を持っていかなかったため、これ登れるの?と一抹の不安が過ぎりました。ただ幸い、雪はシャーベット状になっていて、一歩一歩滑らないように確認しながらですが、つぼ足(雪に足跡をズボっと付けながら歩く)でなんとか登ることができました。

頂上付近の権現池。日本で2番目に高い場所にある池だそうです。雪溶け具合が綺麗でした。

登頂。後ろには北アルプスの山々。日焼け対策は万全です(笑)

雪が途切れた辺りにバスが停まっているのですが、あそこまであと15分で行かないと、と急いで下山している様子です。

当初は乗鞍岳の少し北にある焼岳に登ろうと計画していましたが、火山性地震が頻発していたため行先を急遽切り替えたのですが、予定外の雪渓歩きを経験できて楽しかったです。でも疲れた・・。

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