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第80回春の院展その2 | 日本画 | 坂根輝美

その1からの続き

3)下地
念紙(カーボン紙のようなもの)で本画の和紙にデッサンを写します。地塗りも同時に行います。

この段階でも小下図通りに進んでいるか確認しなが色を置きます。

小下図の小下図も確認します(笑)。

4)ひたすら描く
全体に色が置けたら、ここからは腰を据えてひたすら描きます。人によりますが、わたしは描きすぎるくらい描くようにします。
小下図で確認して描きすぎを抑える。そしてまた描いて確認して抑える。
大きく大胆に一歩進んで二歩下がる、水前寺清子みたいだなあと思いながら描いてます。



描き込みながらマチエールを作り、またその上から描く。
偶然性からなる岩絵具のマチエールは美しいです。

 

その3へ続く

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