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胡粉 | 坂根輝美 | 日本画

胡粉とは日本画に用いる白色絵の具です。現在では貝殻胡粉のことを指しますが、奈良時代頃から鎌倉時代頃までは鉛白のことを胡粉呼んでいたそうです。貝殻胡粉が主流になったのは室町時代以降のようで、身近に使う絵の具にとても長い歴史があることに驚かされます。
原料であるいたぼ牡蠣の貝殻を風化させ砕いて精製して作りますが、上蓋と下蓋で純白度や明度が異なるそうです。
写真は夕食で食べた牡蠣です。この牡蠣で作った胡粉はどんな白色なのかなと想像しながら美味しく頂きました。

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