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筆 | 坂根輝美 | 日本画

陰影を付けない日本画は、影のかわりに線の強弱やしなやかさで物の本質を表現します。
女性画を描いている時はしなやかな髪や柔らかい体の曲線、着物や洋服の張りのある線の表現にいちばん気を使います。
今回はその線を描いている筆をご紹介します。

*東京神田の得應軒本店製の鼬長峰面描(小)
制作の8割はこの筆を使います。先も効き含みもよく滑りが良いです。太い線細い線と自由自在に描けます。そして何と言っても800円前後と値段が安い!1作品に2〜3本卸す為この値段は助かります。

*大阪島之内の丸山雄進堂の点付(小)と(大)
作家さんに紹介して頂いた筆だけあってとても使いやすいです。ここまで細部を描ける筆は出会った事がありません。極細ですがコシ強めです。こちらも値段が700円前後とお安いので惜しみなく使えます。

よかったらお試しください。

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