BLOG

再興110回院展名古屋展を終えて(その1)

先日、再興110回院展名古屋展が無事終了しました。

院展は巡回展なので1年かけて全国を回るのですが、名古屋展は地元ということもあり、知り合いの方もたくさん観にきていただきとても嬉しかったです。特に最終日のギャラリートークは緊張してしまうくらい多くの方がご来場されました。足を運んでくださった皆さま、心より感謝申し上げます。

名古屋展は院展作品だけでではなく、ワークショップがたくさんあります。日本美術院地域連携教育プログラムによる地元の中高生が日本画で描いた作品を同じ会場で飾ったり(なんと作品数450点以上)、綴プロジェクト(キヤノン、京都文化協会)により制作された高精細な複製品「津島祭礼図屏風」を展示したりと見どころがいっぱいでした。

また、院展作品を対話を交えて巡る観賞ツアーなるものもありました。院展作家の山口貴士先生がファシリテーターとなり、参加者の皆さまが会場内の作品について自由に意見や感想を交換し、話し合いながら自分の考えを深めてもらうという試みで、とても新鮮に感じました。

その2へ続く

*サイト内の画像の無断転載はご遠慮ください。

関連記事

タグ

ARCHIVE